TPOだけはもう古い?
みなさん、こんにちは。ichiと申します。
オーストラリアより書いております。
いきなりですがー(楽天カードマンの言い方)
この記事は、今の世の中、TPOだけじゃ足りないんじゃね?というお話です。Pを2つほど追加する必要あるかも、そんな提案です。
以下の4部構成で考えてみます。
[目次]
1.そもそもTPOってなんだっけ
2.追加するPその1
3.追加するPその2
4.まとめ
1.そもそもTPOってなんだっけ
TPOは、ご存知の方も多いと思いますが、一応説明しておきます。端的に言うと、「時と場合に応じて適切に行動すること」を指します。
T=Time(時間)
P=Place(場所)
O=OccasionあるいはOpportunity(場合)
の3要素から成り立っています。それぞれ英語ですが、TPOという言葉は英語表現にはありません。オーストラリアでは少なくとも聞いたことないです。
たとえば、冬に半袖半ズボン。小学生ならセーフだけど、大人だとちょっと…って感じですよね。別の例でいうと、就活などの面接でスーツ着てこない…とかでしょうか。このように、服装について言及するときに用いることが多いようです。他にも言動にも使えるみたいです。
2.追加すべきPその1
追加するPその1とは、Phrase(言葉)のPです。
たとえば、夫婦のこんなやりとり。
妻「子供が生まれたら、子育てとか家事とか不安…仕事だってできればやめたくないし…どうしよう。」
夫「君の好きなようにしたらいいじゃん。君の人生なんだから。僕も子育てとか家事とかできることを手伝うよ。」
一見、どこにでもありそうな夫婦の会話です。しかし、夫の最後の言葉「手伝う」に引っかかる女性もいるのではないでしょうか。結局は、女が家のこととか子育てをやるものだ、という考えがこの夫の根底にあるじゃん、と思う方も少なくないかもしれません。夫にそんなつもりはなかったかもしれませんが、今の時代この言葉遣いに引っかかる方もいるのでは?みなさんはどう言ったらよいと思いますか、あるいはどういう言われ方なら違和感ないでしょうか。
追加するPその1、Phrase(言葉)のP、いかがでしょうか?
3.追加するPその2
追加するPその2とは、Person(人)のPです。
いわゆる「お前が言うな」、「あんたが言っちゃおしまいよ」ってやつです。ちょっとディープな例で見てみましょう。
数年前、某復興担当大臣が「東北でよかった」と発言し、その後すぐ辞めました。誰でも言っちゃだめだけど、「お前が言うなよ」ってみなさん、思われたことでしょう。
あるいは、某国大統領が「私より核の恐ろしさについて理解している人はいない」と発言しました。もうコメントする必要はないでしょう。
Pその2、Person(人)のPでした。いかがですか?
4.まとめ
以上、追加するPを2つ提案してみました。その2はPersonもあるし、Position(立場)もあるかなって書いてて思いました。その1のお話、考えすぎ、そんなこと気にしてたら何も言えなくなるよ、って思われた方も多いでしょう。その発言、「お前が言うな」になってないですよね?
あくまで提案です。あまり真剣に受け止めないでください。ただ、少し考えてみませんか?